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親族間の通路使用権を巡る紛争解決事例

ご依頼の経緯

相談者は親族同士で隣り合う土地を所有していましたが、親族間で長年にわたる確執が続いていました。特に問題となったのは、相談者の自宅から公道に出るための通路でした。隣接する親族がその通路の使用を妨害するようになり、相談者は通行が困難な状況に追い込まれていました。この通路は以前から使用していたものであり、相談者にとって日常生活に欠かせないものでしたが、親族間の関係悪化に伴い、通行が不可能になったことで生活に大きな支障をきたしていました。

さらに、相談者は長年この状況に悩まされ続けており、自分の権利がどの程度認められるのか不安を抱えていました。親族間での解決を試みましたが、話し合いは難航し、状況は悪化する一方でした。そこで、法的手段を取ることを決断し、当事務所に相談に訪れました。

男性
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解決までの流れ

  1. 相談後の対応

    まず、相談者の土地と隣接地の所有権や過去の使用状況を詳細に調査しました。特に通路として使用していた部分に関して、長年にわたり実質的に通行していたことを示す証拠を集めることが重要でした。相談者の話を基に、隣接地を所有する親族との間での通路使用の歴史を確認し、過去の写真や書類、地域の証言を元に通行権を主張するための証拠を整理しました。

    次に、法的に「通行権」の主張が可能かどうかを検討し、適切な手続きに移りました。まずは親族に対して正式に通行権を主張し、その権利が既に確立されていることを説明しました。しかし、親族側はこれを拒否し、裁判での解決を求めることとなりました。

    裁判では、当事務所は次のようなポイントを主張しました。

    1. 相談者が長年にわたり通路を使用してきた事実
    2. その通路が相談者にとって生活の一部として必要不可欠であること
    3. 法的に認められる「通行権」が存在すること

    この主張を裏付けるために、地域の住民の証言や過去の地図・登記簿などを提出しました。これにより、相談者の通路使用の正当性が証明されました。

    最終的に、裁判所は相談者の通路使用権を認める判断を下しました。これにより、相談者は再び日常生活に必要な通行を確保することができ、問題が解決しました。

担当弁護⼠のコメント

⻑瀬 佑志
⻑瀬 佑志

親族間の不動産に関する問題は、感情的な対立が絡むことが多く、法的な解決が求められるケースも少なくありません。本件では、長年にわたる親族間の確執が原因で相談者の生活が脅かされていましたが、法的な手続きを通じて通行権を確立することができました。

通行権は、土地を所有する上で非常に重要な権利の一つです。特に、隣地を通らなければ生活が成り立たない場合には、その権利が確実に守られる必要があります。本件では、過去の使用実態や不動産の名義変更の経歴等を調査することで、相談者の権利をしっかりと立証できたことがポイントとなりました。

親族間のトラブルは感情的にこじれやすく、解決に時間がかかることも多いですが、法的な手段を適切に活用することで、冷静かつ公平に問題を解決することが可能です。土地に関する問題でお困りの方は、ぜひお早めにご相談いただければと思います。

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