離婚・財産分与と不動産に関する問題
離婚は家族関係の精算とともに財産関係の精算の場面でもあります。
離婚の際には、夫婦が婚姻生活中に築いた財産を精算するという財産分与が問題となります。
財産分与は、預貯金や自動車等の動産、保険の解約返戻金等、様々な財産が精算対象となりますが、特に深刻な問題となるものが不動産です。
住宅ローンが残っている自宅は、どのように分割するかを巡って、深刻な対立が生じる傾向にあります。
離婚時における財産分与の注意点
不動産の評価額は、審理が終了する時点が基準となります。
もっとも、不動産の評価額は簡単には決められない上、金額も大きいためによく争いになります。
お互いにどうしても評価額で合意できない場合には、最終的には不動産鑑定士などの鑑定によるべきことになりますが、鑑定には相当の費用がかかるため、実際に鑑定を行うかどうかは慎重に検討する必要があります。
なお、別居後に不動産を売却した場合には、その売却額が不動産の評価額とされます。
離婚時における不動産問題は、離婚・不動産法務に詳しい弁護にご相談ください
離婚時の財産分与において不動産の処分が問題となる場合には特に慎重に検討する必要があります。
財産分与における不動産の処分を巡って問題となる場合には、離婚問題と不動産法務に詳しい弁護士にご相談ください。
離婚に関するご相談について
なお、離婚に関するご相談をご検討の方は、以下のサイトもご覧ください。